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裁判員制度・心の負担増加

2015年5月15日 豆知識 

皆様,こんにちは。

最近は急に寒くなったり,暑くなったりして,体調を崩しやすいと思います。
体調管理には,十分にお気を付け下さい。
さて,本日は,裁判員の心の問題についてお話しします。

裁判員裁判は,平成21年5月21日からスタートしました。そのため,すでにスタートから,6年近く経っていることになります。裁判員裁判は,一定の重大犯罪が主な対象となります。殺人や強盗など,日常生活では,あまり何度も経験するようなものではないものが多いと思います。特に,殺人や強盗殺人などは,裁判員にとって,重くのしかかる可能性が高い犯罪でしょう。

 
刑事裁判では,衝撃的な写真などが,証拠として出てくることもあります。もともと司法に携わっている者であれば,ある程度の覚悟をしているので,そのような写真を見ても,冷静な判断が行うことができます。しかし,裁判員は,ある日突然選ばれることがあるため,そのようにはいかないでしょう。中には,ストレス障害になったとして国家賠償請求訴訟を起こしたり,審理の途中に倒れたりするケースが現実に出ております。
一部の裁判所では、そのような写真などの証拠が必要不可欠な場合には、裁判員選任時にその旨を告げ,精神的な外傷を負う可能性がある場合には,裁判員になることの辞退を認めるなどの対応を始めています。
また,最高裁は,「裁判員メンタルヘルスサポート窓口」を設置し,最大限の配慮を行っています。
確かに,裁判員になることは,このような問題を抱えており,まだまだ考えなければならないことも多いです。しかし,裁判員になったことが,良い経験になったと考えている方が多いこともまた事実です。
もし,裁判員に選ばれたら,今後の司法について考えてながら,挑戦していくことも,また一つの道であるかと思われます。

渡辺 俊和



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