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任意整理は司法書士と弁護士どちらに依頼すべきか解説!事務所3選も紹介

司法書士と弁護士。任意整理はどちらに依頼すべき?

任意整理の手続きは、司法書士または弁護士に依頼できます。

ただし対応できる業務が違うため、自分に合った専門家の選択が必要です。

今回は司法書士と弁護士が対応できる業務の違いについて解説し、任意整理の手続きにおすすめの事務所を紹介します。

この記事でわかること
  • 司法書士と弁護士は対応できる業務の範囲が異なる
  • 債務整理における司法書士と弁護士の違い
  • 任意整理を依頼する事務所を選ぶ4つのポイント
  • 任意整理の手続きにおすすめの司法書士事務所3選
  • 任意整理の手続きにおすすめの弁護士事務所3選

借金問題に悩んでいる人や任意整理の手続きを検討している人、任意整理を司法書士と弁護士どちらに依頼するか迷っている人はぜひ参考にしてください。

目次

司法書士と弁護士は対応できる業務の範囲が異なる

司法書士と弁護士。対応できる業務の範囲が異なる

司法書士と弁護士はどちらも法律に関する専門家ですが、対応できる業務の範囲が異なります。

司法書士は、国家試験である司法書士試験に合格した人が従事できます。

2023年4月1日現在、全国で司法書士の会員として登録されているのは23,059人です。

会員のうち78%が認定司法書士であり、簡裁訴訟代理等関係業務が認められています。

認定司法書士は司法書士の中で特別な研修を受け、認定考査に合格した人に与えられる資格です。

認定司法書士になると、司法書士よりも幅広い業務を行えるようになります。

参照元:日本司法書士会連合会

一方、弁護士は国家試験の司法試験に合格、または司法修習を修了した後に2度の試験に合格した人が従事できます。

2024年3月1日現在、日本弁護士連合会に登録されている弁護士は45,855人です。

参照元:日本弁護士連合会

最初に司法書士の業務内容について、詳しく解説します。

司法書士の主な業務内容は書類作成と問題解決のためのアドバイス

司法書士の主な業務内容は、依頼人の代理としての書類作成と法的問題を解決するためのアドバイスです。

司法書士の業務には、以下が挙げられます。

業務の種類業務の内容
登記業務登記に関する書類の作成や代理で申請を行う
訴訟代理業務民事訴訟で依頼人の訴訟代理人となり、調停や和解の手続きを行う
成年後見業務成年後見制度における後見人となり、財産の調査や手続きを担当する
相続業務相続による不動産の名義変更や遺産分割協議書、遺言書を作成する
債務整理任意整理は訴訟代理人、個人再生と自己破産は書類作成の代理人として業務を行う
供託業務有価証券や金銭を法務局に預け、支払うべき相手に分配する

登記や裁判、相続の手続きをする際は、法務局や裁判所などに書類を提出します。

書類の作成には法律に関する専門的な知識が必要なため、個人や法人からの依頼を受けて代理で書類の作成を行います。

法律相談を受けた依頼人へのアドバイスも、司法書士の大切な仕事です。

依頼人が抱える法的な問題を解決し、希望する手続きが円滑に行われるように手助けします。

2002年の司法書士法改正により、認定司法書士にも訴訟代理権が認められるようになりました。

訴訟代理権とは、本人に代わって民事訴訟を遂行するための権利のことです。

司法書士も弁護士と同じように法廷に立ち、訴訟代理業務を行えます。

ただし司法書士に訴訟代理権が認められるのは、元金が140万円以下の簡易裁判所で扱われる民事事件のみです。

司法書士は業務の範囲が限られますが、弁護士には制限がなく幅広い業務を行えます。

弁護士は問題解決を目指して幅広い業務を行える

弁護士は対応できる法律業務に制限がなく、日常生活で起こる問題の解決を目指して幅広い業務を行えます。

弁護士法1条によると弁護士は基本的人権を擁護し、社会正義の実現を使命としています。

参照元:弁護士法 – e-Gov法令検索

個人や法人から依頼された裁判や交渉などの法律事務全般に対応できるため、司法書士よりも広い範囲の依頼が可能です。

弁護士の主な業務は、以下の3つに分けられます。

業務の種類業務の内容
民事事件依頼に応じて示談交渉や訴訟活動を行い、問題の解決を目指す
刑事事件被疑者や被告人の弁護人となり、権利を擁護するための弁護を行う
企業法務事業に関する法律事務全般により、企業を支える

民事事件は日常生活で起こる個人的な問題が対象となり、任意整理などの債務整理も含まれます。

刑事事件の被疑者や被告人となった場合も犯人であるとは限らないため、弁護士は冤罪を防ぐ役割も果たします。

企業法務の具体例は企業と従業員の間の紛争解決や雇用契約書の作成、法務戦略の立案などです。

取り扱う業務の範囲が広いため、種類によって弁護士の役割が大きく変わります。

続いて、司法書士と弁護士に任意整理を依頼する場合の違いについて解説します。

債務整理における司法書士と弁護士の違いを解説

債務整理。司法書士と弁護士の違い

債務整理において司法書士と弁護士が対応できる業務の違いは、以下のとおりです。

司法書士弁護士
任意整理1社の債務額が140万円以下のみ制限なし
個人再生書類作成のみ対応可能
自己破産書類作成のみ対応可能
訴訟が可能な裁判所簡易裁判所制限なし

裁判所には以下の5種類があり、弁護士は全ての裁判所で訴訟を行えます。

  • 最高裁判所
  • 高等裁判所
  • 地方裁判所
  • 家庭裁判所
  • 簡易裁判所

法改正に伴い、任意整理の手続きを司法書士にも依頼できるようになりました。

しかし、司法書士は対応できる手続きや裁判所にさまざまな制限があります。

司法書士が対応できるのは借入残高が140万円以下の案件のみ

司法書士が対応できるのは、1社あたりの借入残高が140万円以下の案件のみです。

借入額が140万円を超える法律相談や債権業者との交渉、訴訟は弁護士のみ認められています。

140万円という金額は、平成28年6月27日に下された最高裁判所の判決によるものです。

債務整理を依頼された司法書士が扱える業務範囲を争った裁判で、明確な基準が確立されました。

参照元:最高裁判決について – 東京弁護士会

制限を受けるのは1社あたりの債務額のみであるため、140万円以下であれば何件でも対応できます。

任意整理において過払い金が発生している場合も、司法書士が対応できるのは140万円以下となります。

過払い金とは、利息制限法で定められている上限金利以上に支払った利息のことです。

以下の条件を満たしている場合は、過払い金の返還請求ができます。

  • 2010年6月17日以前から借入を開始している
  • 最終取引日から10年経過していない

借金が1社140万円を超えるまたは多額の過払い金が発生している可能性がある場合は、対応できる債権額に上限がない弁護士への依頼がおすすめです。

債務整理は依頼者の経済状況などで最適な手続きが変わるため、専門家の判断により個人再生や自己破産で進められる場合があります。

個人再生や自己破産で手続きが行われる場合も地方裁判所で扱われ、司法書士が代理で行えるのは書類作成業務のみとなります。

個人再生や自己破産で司法書士が行えるのは書類作成業務のみ

個人再生や自己破産で司法書士が行えるのは書類作成業務のみとなっており、訴訟代理人としての業務は行えません。

個人再生と自己破産は地方裁判所で扱われ、司法書士に訴訟代理権が認められていないためです。

司法書士に個人再生や自己破産を依頼した場合、申立てや出廷など裁判所とのやりとりは申し立てた本人が行う必要があります。

弁護士であれば取り扱う業務に制限がないため、書類作成から裁判所とのやりとりまで全て任せられます。

司法書士は、訴訟を行える裁判所も制限されています。

司法書士が対応できるのは簡易裁判所のみである

司法書士に訴訟代理権が与えられているのは簡易裁判所のみであるため、対応できるのは簡易裁判所に限られます。

任意整理はお金を貸した側の債権者と直接交渉し、利息の軽減や分割払いを図るための手続きです。

債権者の中には交渉に応じない業者や和解に同意しない業者もいるため、交渉が難航した場合は債権者に控訴される可能性もあります。

任意整理の手続き中に控訴されると、管轄が地方裁判所に移ります。

司法書士は地方裁判所の訴訟に対応できないため、新たに弁護士への依頼が必要です。

借入額が大きい人や個人再生や自己破産になる可能性がある人、債権者から訴訟を起こされている人は業務範囲が広い弁護士に依頼しましょう。

続いて、任意整理を司法書士または弁護士に依頼する際の事務所を選ぶポイントについて解説します。

任意整理を依頼する事務所選びのポイントは4つある

任意整理を依頼する。事務所選びのポイント

任意整理を依頼する事務所選びのポイントは、以下の4つです。

  • 実績の多さ
  • 明確な料金体系
  • 事務所の立地
  • 受付が可能な時間帯

任意整理の手続きには、3〜6ヶ月程度かかります。

手続き中は依頼した事務所と何度も連絡を取り合う必要があるため、事務所選びは大切です。

弁護士事務所や司法書士事務所は多数ありますが、上記のポイントを意識して選ぶと納得して手続きを進められます。

法律問題にはさまざまな分野があり、事務所によって得意とする分野が異なります。

任意整理を依頼する際は借金問題を中心に取り扱い、債務整理の実績が多い事務所を選びましょう。

実績が多い事務所を選ぶ

専門家によって得意とする分野が異なるため、任意整理を依頼する際は債務整理の実績が多い事務所を選びましょう。

任意整理は裁判所を介さず、債権者と直接交渉する手続きです。

実績が多い事務所であればこれまでの経験を活かして、円滑に交渉を進められます。

事務所の交渉力によって借金を減額できる金額や返済期間など、条件に差が出る場合もあります。

債務整理の手続きは依頼者の経済状況に応じて、最適な手続き方法の選択が必要です。

借金問題を多く扱っている事務所であれば、最適な債務整理を提案してもらえます。

実績数や得意とする分野は、事務所の公式サイトで確認できます。

事務所を選ぶ際は、手続きにかかる費用もポイントです。

明確な料金体系の事務所を選ぶ

任意整理にかかる費用は事務所によって異なるため、明確な料金体系の事務所がおすすめです。

後から追加料金がかかると、自分が思っていた以上に費用が高くなる恐れがあります。

費用の目安は事務所の公式サイトに掲載されていますが、依頼人の取引状況によって追加で料金がかかる場合があります。

正式な契約をする前に不明な点は質問し、費用を把握するのが大切です。

相談料が無料の事務所も多いため、事前に見積もりを出してもらうと費用の比較ができます。

分割払いに対応している事務所であれば、契約時にまとまった資金がなくても依頼が可能です。

事務所によって支払いに対する対応が異なるため、事前に相談しましょう。

任意整理を依頼する事務所は、立地もポイントの1つです。

自分が通える立地にある事務所を選ぶ

任意整理は司法書士や弁護士との面談で事務所に出向く必要があるため、来所に便利な事務所が候補となります。

メールやビデオ電話を使って相談ができる事務所もありますが、任意整理を正式に依頼する際は原則として面談が必要です。

拠点数が多い司法書士事務所または弁護士事務所であれば、自宅から通える立地に事務所が見つかります。

全国に対応している事務所は、地方に住んでいる場合も依頼が可能です。

事務所が近くになくても、出張相談に対応している事務所もあります。

出張料が無料の事務所であれば、地方に住んでいる人も任意整理にかかる費用を抑えられます。

任意整理は安定した収入のある人が対象となり、仕事で電話や面談の時間が取れない人もいるでしょう。

忙しくて日中や平日に時間が取れない人は、夜間や土日祝日も対応している事務所が最適です。

夜間や土日祝日も対応が可能な事務所を選ぶ

事務所によって営業時間や電話窓口の受付時間が異なるため、忙しい人は夜間や土日祝日も対応が可能な事務所がおすすめです。

働いていてなかなか時間が取れない人も夜間や土日祝日も受け付けている事務所であれば、就業後や休日に連絡できます。

メールは基本的にいつでも送れますが、電話窓口が24時間対応している事務所もあります。

面談する場合は来所に時間がかかるため、平日は予定の調整が難しい人もいるでしょう。

事前の相談により、営業時間外や土日祝日の面談に対応してもらえる場合があります。

ここからは上記のポイントをふまえ、任意整理の手続きにおすすめの司法書士事務所3選を紹介します。

任意整理の手続きにおすすめの司法書士事務所3選を解説

任意整理の手続き。おすすめの司法書士事務所

任意整理の手続きにおすすめの司法書士事務所は、以下の3つです。

事務所名はたの法務事務所アヴァンス法務事務所杉山事務所
実績20万件以上34万件以上月間1万件以上
任意整理の費用22,000円〜11%分の減額報酬22,000円〜11%分の減額報酬27,500円〜
事務所の数2ヶ所1ヶ所9ヶ所
全国対応可能可能可能
受付可能時間平日8時30分〜21時30分
土日祝日 8時30分〜21時
平日9時30分〜21時
土日祝日 10時〜18時
9時〜19時
電話番号0120-96-31640120-964-5640120-066-018
※全て税込み表示

上記の司法書士事務所は債務整理の手続きに特化し、実績が豊富にあります。

全国対応が可能となっており、住んでいる場所にかかわらず依頼できます。

全ての事務所で相談料が無料のため、正式に依頼するまで費用が発生しません。

司法書士事務所は弁護士事務所に比べて費用が安い傾向にあり、任意整理にかかる費用を抑えたい人にも向いています。

はたの法務事務所と杉山事務所は出張料がかからず、近くに事務所がない人も無料で出張相談ができます。

はたの法律事務所は着手金も無料のため、費用を抑えて任意整理の手続きが可能です。

はたの法務事務所は任意整理にかかる費用を抑えられる

はたの法務事務所

はたの法務事務所は着手金や出張料が無料のため、任意整理にかかる費用を抑えられます。

着手金とは結果にかかわらず、専門家に依頼して契約した時点で支払う費用のことです。

初期費用を抑えられ、費用の分割払いにも対応しています。

事務所は東京と大阪の2ヶ所ですが、出張相談を無料で行っています。

以下は、はたの法務事務所の概要です。

事務所名はたの法務事務所
相談料無料
任意整理にかかる費用基本報酬:22,000円〜
減額報酬:減額できた債務額11%分の減額報酬
実績20万件以上
全国対応可能
電話番号0120-96-3164
※税込表示

参照元:お手続き費用 – はたの法務事務所

過払い金の返還請求も行う場合は基本報酬が無料となっており、以下の過払い報酬がかかります。

返還された過払い金の金額過払い報酬
10万円以下11,000円の計算費用+返還された過払い金の11%
10万円超え返還された過払い金の22%

他の事務所は過払い報酬が一律で回収額の22%かかる場合が多いため、少額の過払い金返還請求にかかる費用を抑えられます。

はたの法務事務所はこれまでの相談実績が20万件以上あり、債務整理の実績が豊富な事務所です。

公式サイトによる顧客満足度は95.2%のため、満足度の高さがうかがえます。

無料相談は、電話またはWEBで受け付けています。

平日は21時30分まで電話を受け付けているため、就業後の連絡が可能です。

WEBからの相談は24時間受け付けており、面談の希望日時を入力すると事務所より折り返し電話がかかってきます。

はたの法務事務所は、手続き後の代行弁済が可能です。

代行弁済は任意整理の和解が成立後、依頼人に代わって事務所が債権者に返済するサービスです。

事務所に返済額を支払うと返済してもらえるため、債権者と直接やりとりするのを避けられます。

参照元:任意整理 – はたの法務事務所

近くに来所できる事務所がない人や任意整理にかかる費用を抑えたい人は、出張料や着手金が無料のはたの法務事務所がおすすめです。

任意整理後の進捗が気になる人は、アヴァンス法務事務所が提供する独自のサービスによりWEBで進捗状況を確認できます。

アヴァンス法務事務所はWEBで任意整理の進捗状況を確認できる

アヴァンス法務事務所

アヴァンス法務事務所はアヴァンス・ネクストというサービスがあり、WEBで任意整理の進捗状況を確認できます。

アヴァンス・ネクストは、パソコンやスマートフォンから24時間いつでも無料で利用できるシステムです。

メールアドレスとパスワードを入力すると、債権者への支払い状況を閲覧できます。

以下は、アヴァンス法務事務所の概要です。

事務所名アヴァンス法務事務所
相談料無料
任意整理にかかる費用着手金:1社につき11,000円〜
解決報酬金:1社につき11,000円
減額報酬:減額できた債務額の11%
実績34万件以上
全国対応可能
電話番号0120-964-564
※全て税込表示

参照元:費用 – アヴァンス法務事務所

アヴァンス法務事務所には任意整理の手続き後、債権者への支払いと管理を代行するアヴァンス・アシストというサービスもあります。

複数の先に返済する場合も事務所が振込代行を行い、自分で振り込む手間が省けます。

返済の負担を軽減できるため、債務整理を行った人の約9割が加入する人気のサービスです。

万が一途中で返済が厳しくなった場合は、アヴァンス・リニューというサービスでサポートを受けられます。

アヴァンス・リニューは、債務整理後に返済不能となってしまった場合の再和解を交渉するサービスです。

34万件以上の実績を活かし、問題の解決を目指します。

無料相談の受付方法は、メールと電話窓口です。

電話窓口には、女性専用窓口のアヴァンス・レディースが用意されています。

女性スタッフが対応するため、男性に相談するのに抵抗がある女性におすすめです。

参照元:アヴァンスのお約束 – アヴァンス法務事務所

任意整理後の進捗状況が気になる人や手続き後もサポートを受けたい人は、完済までのサービスが充実しているアヴァンス法務事務所が最適です。

債務整理に強く、実績が多い事務所に依頼したい人は月に1万件以上の相談実績がある杉山事務所が向いています。

杉山事務所は月に1万件以上の相談実績がある

杉山事務所

杉山事務所は債務整理と過払い金の相談実績が月に1万件以上あり、債務整理に強い事務所です。

過去には過払い金の回収額が日本一になった実績があり、ビジネス誌の週間ダイヤモンドで消費者金融が恐れる事務所にも選出されました。

過払い金の請求総額が5億円以上のため、過払い金が生じている可能性がある人にも向いています。

参照元:司法書士法人杉山事務所

以下は、杉山事務所の概要です。

事務所名杉山事務所
相談料無料
任意整理にかかる費用基本報酬:27,500円実費
実績月間1万件以上
全国対応可能
電話番号0120-066-018
※全て税込表示

参照元:債務整理の費用 – 杉山事務所

費用は基本報酬のみ公表されており、他に実費などがかかります。

着手金や全国への出張料が無料で、費用の分割払いが可能です。

事務所は全国に9ヶ所ありますが、来所が難しい場合は出張相談も受け付けています。

全ての事務所が年末年始を除いて9時から19時で営業しており、事前の相談により営業時間外も対応が可能です。

依頼人の秘密厳守を心がけているため、家族に知られずに相談できます。

債務整理に精通した事務所に依頼したい人や過払い金が発生している可能性がある人は、債務整理の実績が豊富な杉山事務所が候補となります。

1社あたりの借入額が140万円を超える場合や過払い金が発生している可能性がある人は、弁護士への依頼がおすすめです。

続いて、任意整理の手続きにおすすめの弁護士事務所3選を紹介します。

任意整理の手続きにおすすめの弁護士事務所3選を解説

任意整理の手続き。おすすめの弁護士事務所

任意整理の手続きにおすすめの司法書士事務所は、以下の3つです。

事務所名弁護士法人・響ベリーベスト法律事務所東京ロータス法律事務所
実績43万件以上36万8,091件以上7,000件以上
任意整理の費用66,000円〜11%分の減額報酬66,000円11%分の減額報酬49,500円〜11%分の減額報酬
事務所の数8ヶ所73ヶ所1ヶ所
全国対応可能可能可能
受付可能時間24時間受付が可能24時間受付が可能平日 10時〜20時
土日祝日 10時〜19時
電話番号0120-205-3760120-391-0840120-316-715

上記の事務所は相談料が無料で、費用の分割払いに対応しています。

土日祝日も相談を受け付けており、平日に時間を取れない人も依頼が可能です。

これまでに多くの債務整理を取り扱っているため、円滑な手続きが期待できるでしょう。

中でも弁護士法人・響は債務整理の実績が多く、経験豊富な弁護士に依頼できます。

弁護士法人・響は問い合わせと相談の実績が43万件以上ある

弁護士法人・響

弁護士法人・響は、これまでに問い合わせと相談の実績が43万件以上あります。

債務整理の経験が豊富な弁護士が担当するため、債権者との円滑な交渉が可能です。

依頼人1人につき弁護士とスタッフの2人で担当しますが、必要に応じて他の弁護士や各分野の専門家とも協議して問題解決を目指します。

参照元:響が選ばれる5つの理由 – 弁護士法人・響

以下は、弁護士法人・響の概要です。

事務所名弁護士法人・響
相談料無料
任意整理にかかる費用着手金:55,000円〜
解決報酬金:11,000円〜
減額報酬:減額できた債務額の11%
実績43万件以上
全国対応可能
電話番号0120-205-3760120-719-021(女性専用)
※全て税込表示

参照元:費用 – 弁護士法人・響

依頼人によってかかる費用が異なり、契約前に見積書の作成が可能です。

追加料金が発生する可能性がある場合は、事前に説明してもらえます。

借金減額診断を匿名で利用できるため、事務所への問い合わせに抵抗がある人に最適です。

3つの質問に答えると、無料で減額できる借金の目安がわかります。

家族に内緒で手続きしたい人には、バレないように対応してもらえます。

任意整理に関する書類は郵便局留めを指定し、自宅に届かないようにする対応が可能です。

事務所からの電話は、通知した携帯電話の番号へ指定した時間帯に連絡されます。

相談の受付方法には、電話窓口またはメールを利用できます。

電話窓口は、24時間365日いつでも受付が可能です。

夜間や土日祝日も対応しているため、忙しくて日中は時間が取れない人も依頼できます。

女性専用の電話窓口も用意されているため、借金問題に悩んでいる女性にも向いています。

参照元:女性の借金相談窓口 – 弁護士法人・響

経験が豊富な弁護士に任意整理を依頼したい人は、相談と問い合わせの実績が43万件以上ある弁護士法人・響を利用しましょう。

来所に便利な事務所を探している人には、事務所の拠点数が多いベリーベスト法律事務所がおすすめです。

ベリーベスト法律事務所は通える事務所が見つかる

ベリーベスト法律事務所

ベリーベスト法律事務所は全国に事務所が73ヶ所あるため、自分が通える事務所が見つかります。

北海道から沖縄まで地方にも事務所を構えており、2024年2月現在で約360名の弁護士が所属しています。

以下は、ベリーベスト法律事務所の概要です。

事務所名ベリーベスト法律事務所
相談料無料
任意整理にかかる費用事務手数料:1案件44,000円
解決報酬金:1社22,000円
成功報酬:減額できた債務額11%
実績36万8,091件以上
全国対応可能
電話番号0120-391-084
※全て税込表示

参照元:債務整理の弁護士費用 – ベリーベスト法律事務所

事務手数料は債務額が10万円未満の場合のみ無料となりますが、それ以上は債務額に応じた金額がかかります。

個人情報に配慮しているため、弁護士との面談は個室で行われます。

契約後に必要書類を郵送する際も事務所名が書かれていない封筒を使うなど、任意整理の手続きがバレないように対応が可能です。

公式サイトでは、匿名で無料の借金減額診断を受けられます。

以下3つの項目を入力すると、最短90秒で結果が表示されます。

  • 借入額
  • 借入期間
  • 返済状況

参照元:減額診断 – ベリーベスト法律事務所

相談の予約は、WEBと電話のどちらも24時間受付が可能です。

電話窓口もオペレーターが24時間対応しているため、日中は時間が取れない人や急いでいる人にも向いています。

来所に便利な事務所を探している人は、全国73ヶ所に事務所があるベリーベスト法律事務所を利用しましょう。

複数の先から借入がある人や任意整理後もサポートを受けたい人は、代行返済に対応している東京ロータス法律事務所が最適です。

東京ロータス法律事務所は代行返済に対応している

東京ロータス法律事務所

東京ロータス法律事務所は、債務整理後の代行返済に対応しています。

1件につき月額1,100円で依頼人に代わって、返済額を債権者に振り込んでもらえます。

複数の先から借入がある場合も事務所への一括の入金で済むため、返済の軽減が可能です。

借金の完済まで代理人業務が続き、債権者とのやりとりや郵送物も事務所が対応します。

自宅への連絡や郵送物を避けられるため、家族に内緒で任意整理ができます。

以下は、東京ロータス法律事務所の概要です。

事務所名東京ロータス法律事務所
相談料無料
任意整理にかかる費用着手金 1件:22,000円
報酬金 1件:22,000円
減額報酬:減額できた債務額の11%
諸費用:1件5,500円
訴訟対応:1件33,000円
実績7,000件以上
全国対応可能
電話番号0120-316-715
※全て税込表示

参照元:料金 – 東京ロータス法律事務所

公式サイトには細かな料金まで掲載されているため、事前に費用を把握できます。

任意整理は債権者から裁判を起こされる可能性がありますが、訴訟対応が必要になった場合は追加で33,000円かかります。

東京ロータス法律事務所は2019年に岡田法律事務所から名称変更し、業務を拡張しました。

債務整理や借金問題に特化しており、これまでの受任実績は7,000人以上です。

所属している永安優人弁護士は依頼人の話に親身に寄り添い、身近な法律家を目指しています。

相談の受付方法は、電話窓口とメールがあります。

電話窓口は土日祝日の10時〜19時も対応しており、通話料が無料です。

債務整理後の代行返済に対応している東京ロータス法律事務所であれば、借金の完済までサポートを受けられます。

借入額が多く、個人再生や自己破産になる可能性がある人は今回紹介したような弁護士事務所に依頼しましょう。

任意整理は自分に合った専門家への依頼が大切

任意整理。自分に合う専門家への依頼が大切

司法書士と弁護士は対応できる業務の範囲が異なるため、任意整理は自分に合った専門家への依頼が大切です。

司法書士が対応できるのは、1社につき140万円以下の簡易裁判所で扱われる民事事件のみとなります。

借入額や過払い金が140万円を超える場合は法律相談や債権者との交渉、訴訟を行えません。

個人再生や自己破産で手続きする場合も地方裁判所で扱われるため、司法書士が行えるのは書類作成業務のみとなります。

弁護士には制限が設けられていないため、全ての法律業務に対応できます。

借入額が140万円を超えている人や多額の過払い金が発生している可能性がある人は、弁護士に手続きを依頼しましょう。

今回の記事では、任意整理におすすめな司法書士事務所と弁護士事務所を紹介しました。

事務所によって特徴が異なるため、借金問題に悩んでいる人や任意整理を検討している人は事務所選びの参考にしてください。

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